Chemquiry ブログ
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プラグマティズム(Pragmatism)とは何だろうか?
今日は化学の参考書の紹介です。
『Pragmatic Chemistry 無機化学編/有機化学編』
http://www.pragmatic-chemistry.com/
「役に立つ化学」について書かれた、おそらく日本で唯一の高校化学の参考書でしょう。
世の中に氾濫している他の参考書とは一味も二味も違います。
とにかく「役に立つ」のです。
こんな身近に「化学」があったのか、と思わず感嘆してしまう事例がたくさん紹介されています。
化学の「なぜ?」にも深く突っ込んだ本であり、
「全国高校化学グランプリ」の上位入賞を目指す人や、
「国際化学オリンピック」へ日本代表としての参加を目指している人には、ぜひ読んでもらいたい本です。
昨今の化学の参考書は、大学受験しか役に立たず、(中には、大学受験にすら役に立たない本もあるが、)何の役にも立たない知識を押し付けるだけ、という参考書が多く見られます、というかほぼすべてです。
高校化学においては、
「自然科学がいかに生活の役に立っているのか」
「自然科学を学ぶと、どのような良いことがあるか」
を、身近な物質、現象に関する知識を踏まえつつ教えられなければならないはずで、
また、高校生たちもそれを望んでいるはずなのに、残念ながら、現状はそうではありません。
この本のタイトルにもなっている"pragmatic"という単語は聞き慣れない単語だと思います。
英和辞書を引くと、「実用的な、実践的な」という訳語が出てきますが、
ズバリ、「役に立つ」という意味です。
無機化学編のあとがきには次のように記されています。
――知識を身につけてもそれを使えなければ何の役にも立たない。知識を元に、問題解決に役立てる方法を考えるのがプラグマティズム(Pragmatism)である。「知識を使えるようにするためには、どの様な勉強法が最適だろうか」がこの本の主題である。
残念ながら、現在の高校で教わるのは、大学に入るためだけの「受験化学」であり、大学に入ってしまえばきれいさっぱり忘れてしまうものであり、また忘れないとちょっと困ったことになるというものですが、その点、『Pragmatic Chemistry』は、高校化学に留まらず、大学や社会に入っても「役に立つ」という、めったにない参考書です。
まずは、無料ページを立ち読みしてみましょう。
無料ページだけでも、十分この本の良さが伝わってきます。
また、この本をよーく読めば、
あの『化学I・IIの新研究』の間違いを、いくつか自力で発見することができますよ?
ところで、この本は、紙の本ではなく、電子書籍です。
印刷代だの、輸送費だの、もろもろの経費がかからないので、1冊525円という、とんでもない破格になっており、Bitcashという電子マネーを使って購入することになります。
このBitcash、多少厄介ですが、クレジットカードや、コンビニではファミリーマートなら、1円単位で買うことができるようです。
有機化学編は少し難しいかもしれませんが、無機化学編は難なく読めるでしょう。
また、読みたいトピックから読み進められるというのも、この本のメリットですね。
『Pragmatic Chemistry 無機化学編/有機化学編』
http://www.pragmatic-chemistry.com/
「役に立つ化学」について書かれた、おそらく日本で唯一の高校化学の参考書でしょう。
世の中に氾濫している他の参考書とは一味も二味も違います。
とにかく「役に立つ」のです。
こんな身近に「化学」があったのか、と思わず感嘆してしまう事例がたくさん紹介されています。
化学の「なぜ?」にも深く突っ込んだ本であり、
「全国高校化学グランプリ」の上位入賞を目指す人や、
「国際化学オリンピック」へ日本代表としての参加を目指している人には、ぜひ読んでもらいたい本です。
昨今の化学の参考書は、大学受験しか役に立たず、(中には、大学受験にすら役に立たない本もあるが、)何の役にも立たない知識を押し付けるだけ、という参考書が多く見られます、というかほぼすべてです。
高校化学においては、
「自然科学がいかに生活の役に立っているのか」
「自然科学を学ぶと、どのような良いことがあるか」
を、身近な物質、現象に関する知識を踏まえつつ教えられなければならないはずで、
また、高校生たちもそれを望んでいるはずなのに、残念ながら、現状はそうではありません。
この本のタイトルにもなっている"pragmatic"という単語は聞き慣れない単語だと思います。
英和辞書を引くと、「実用的な、実践的な」という訳語が出てきますが、
ズバリ、「役に立つ」という意味です。
無機化学編のあとがきには次のように記されています。
――知識を身につけてもそれを使えなければ何の役にも立たない。知識を元に、問題解決に役立てる方法を考えるのがプラグマティズム(Pragmatism)である。「知識を使えるようにするためには、どの様な勉強法が最適だろうか」がこの本の主題である。
残念ながら、現在の高校で教わるのは、大学に入るためだけの「受験化学」であり、大学に入ってしまえばきれいさっぱり忘れてしまうものであり、また忘れないとちょっと困ったことになるというものですが、その点、『Pragmatic Chemistry』は、高校化学に留まらず、大学や社会に入っても「役に立つ」という、めったにない参考書です。
まずは、無料ページを立ち読みしてみましょう。
無料ページだけでも、十分この本の良さが伝わってきます。
また、この本をよーく読めば、
あの『化学I・IIの新研究』の間違いを、いくつか自力で発見することができますよ?
ところで、この本は、紙の本ではなく、電子書籍です。
印刷代だの、輸送費だの、もろもろの経費がかからないので、1冊525円という、とんでもない破格になっており、Bitcashという電子マネーを使って購入することになります。
このBitcash、多少厄介ですが、クレジットカードや、コンビニではファミリーマートなら、1円単位で買うことができるようです。
有機化学編は少し難しいかもしれませんが、無機化学編は難なく読めるでしょう。
また、読みたいトピックから読み進められるというのも、この本のメリットですね。
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