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バカテスト解説!(数学・1-4) 4sinX+3cos3X=2
『バカとテストと召喚獣』に登場する「バカテスト」解説・第2弾!
今回は第1巻第4問のバカテスト・数学です。
4sinX + 3cos3X = 2
という、一見すると、三倍角の公式を使って変形していけば解けそうな問題…なのですが、実は完璧には解けないという超悪問です。
「およそ3」とごまかしたくなるのも分からなくもない問題ですが、せめてπ(←パイ)ぐらいはつけようよ(笑)。
記事本文はコチラ。
え?だからどこが化学に関係あるのかって?
それは、禁則事項。
バカテスト・化学(第1巻第1問)は、もうなんか根本的に間違っているがために、記事が書きにくいんですっ!
バカテスト・数学の方が先にできてしまうとは…。
ところで、『バカとテストと召喚獣』公式ブログにおいて、「聖地」で配られていたらしい「メーカー横断アニメガイド」に載っていた「バカテスト・数学」の解答・解説が行われていますが、
この問題、比較的簡単な中学入試のレベルですが、問題自体は悪くはない問題ですね。
こういう問題がこれから増えていくといいな。
(もちろん、それに伴う珍回答がこのバカテストの魅力なわけですが)
* * * * *
<新しい学習指導要領について>
「行列・一次変換」サヨウナラ
「複素数平面」がまたやってきた!
数学に関しては、2012年度(2009年度現在、中1の人)から適用されるようですね。
変更点は、だいたい次の通りです。
<数学 I >
1.数と式
「数学A(旧)」の「集合と論理」もここで扱う。
2.図形と計量
3.二次関数
4.データの分析 [課題学習]
分散や標準偏差、散布図や相関係数などを扱い、データを整理・分析し、傾向を把握するための基礎的な知識や技能を身に付ける。
※「二次方程式の解の公式」、「相似形の面積比・体積比」(←中学受験する小学生なら知ってる)、「球の表面積・体積」は中学校で教えるのであります! さらば、ゆとり! であります。
<数学 II >
1.いろいろな式
「三次の乗法公式」、「因数分解の公式及び二項定理」も扱う。
(…って、今までやってなかったっけ?)
2.図形と方程式
3.指数関数・対数関数
4.三角関数
「指数・対数関数」と「三角関数」は仲違いです。
5.微分・積分の考え
(…考え?)
<数学 III >
1.平面上の曲線と複素数平面 (新)
「数学C(旧)」の「式と曲線」の内容に加え、複素数の図表示とド・モアブルの定理を扱う。
平面上の曲線で扱う曲線は、二次曲線やサイクロイド、アステロイドなど「微分法」や「積分法」でも扱われる曲線を中心とする。
2.極限
3.微分法
4.積分法
「曲線の長さ」も扱う。
※「行列」はまた高校数学から追放です…。「数学活用」に一部出てくるようですが。
<数学A>
1.場合の数と確率
「数学C(旧)」の「条件付き確率」も扱う。
ただし、「期待値」は「数学B」の「確率変数と確率分布」で扱う。
2.整数の性質 (新)
「ユークリッドの互除法」や「二元一次不定方程式の整数解」などを扱う。
(↑私立や予備校ではちゃんと扱われていた分野。大学入試では頻出!)
3.図形の性質 [課題学習]
作図や空間図形も扱う。
<数学B>
1.確率分布と統計的な推測
「数学C(旧)」の「確率分布」と「統計処理」を扱う。
2.数列
3.ベクトル
<数学活用>
1.数学と人間の活動
2.社会生活における数理的な考察
(↓)分かりやすそうで、分かりにくい、新旧推移図。(クリックで拡大)

全体的に、「脱・ゆとり」を目指して、詰め込めるだけ詰め込んでみました、という感じがしますね。
あ、ちなみに、「化学」は、なんか科目名が「化学 I 」「化学 II 」から「化学基礎」「化学」になって、単位数が変わってたような気がしますが、あんまり内容は変わってないようです。
ってことは、あの、間違いを発見することで自分の化学の熟練度が分かる、という新しいタイプの参考書のタイトルもまた変わるのかなぁ…。

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↑当ブログのメインテーマは「化学」です!
今回は第1巻第4問のバカテスト・数学です。
4sinX + 3cos3X = 2
という、一見すると、三倍角の公式を使って変形していけば解けそうな問題…なのですが、実は完璧には解けないという超悪問です。
「およそ3」とごまかしたくなるのも分からなくもない問題ですが、せめてπ(←パイ)ぐらいはつけようよ(笑)。
記事本文はコチラ。
え?だからどこが化学に関係あるのかって?
それは、禁則事項。
バカテスト・化学(第1巻第1問)は、もうなんか根本的に間違っているがために、記事が書きにくいんですっ!
バカテスト・数学の方が先にできてしまうとは…。
ところで、『バカとテストと召喚獣』公式ブログにおいて、「聖地」で配られていたらしい「メーカー横断アニメガイド」に載っていた「バカテスト・数学」の解答・解説が行われていますが、
この問題、比較的簡単な中学入試のレベルですが、問題自体は悪くはない問題ですね。
こういう問題がこれから増えていくといいな。
(もちろん、それに伴う珍回答がこのバカテストの魅力なわけですが)
* * * * *
<新しい学習指導要領について>
「行列・一次変換」サヨウナラ
「複素数平面」がまたやってきた!
数学に関しては、2012年度(2009年度現在、中1の人)から適用されるようですね。
変更点は、だいたい次の通りです。
<数学 I >
1.数と式
「数学A(旧)」の「集合と論理」もここで扱う。
2.図形と計量
3.二次関数
4.データの分析 [課題学習]
分散や標準偏差、散布図や相関係数などを扱い、データを整理・分析し、傾向を把握するための基礎的な知識や技能を身に付ける。
※「二次方程式の解の公式」、「相似形の面積比・体積比」(←中学受験する小学生なら知ってる)、「球の表面積・体積」は中学校で教えるのであります! さらば、ゆとり! であります。
<数学 II >
1.いろいろな式
「三次の乗法公式」、「因数分解の公式及び二項定理」も扱う。
(…って、今までやってなかったっけ?)
2.図形と方程式
3.指数関数・対数関数
4.三角関数
「指数・対数関数」と「三角関数」は仲違いです。
5.微分・積分の考え
(…考え?)
<数学 III >
1.平面上の曲線と複素数平面 (新)
「数学C(旧)」の「式と曲線」の内容に加え、複素数の図表示とド・モアブルの定理を扱う。
平面上の曲線で扱う曲線は、二次曲線やサイクロイド、アステロイドなど「微分法」や「積分法」でも扱われる曲線を中心とする。
2.極限
3.微分法
4.積分法
「曲線の長さ」も扱う。
※「行列」はまた高校数学から追放です…。「数学活用」に一部出てくるようですが。
<数学A>
1.場合の数と確率
「数学C(旧)」の「条件付き確率」も扱う。
ただし、「期待値」は「数学B」の「確率変数と確率分布」で扱う。
2.整数の性質 (新)
「ユークリッドの互除法」や「二元一次不定方程式の整数解」などを扱う。
(↑私立や予備校ではちゃんと扱われていた分野。大学入試では頻出!)
3.図形の性質 [課題学習]
作図や空間図形も扱う。
<数学B>
1.確率分布と統計的な推測
「数学C(旧)」の「確率分布」と「統計処理」を扱う。
2.数列
3.ベクトル
<数学活用>
1.数学と人間の活動
2.社会生活における数理的な考察
(↓)分かりやすそうで、分かりにくい、新旧推移図。(クリックで拡大)

全体的に、「脱・ゆとり」を目指して、詰め込めるだけ詰め込んでみました、という感じがしますね。
あ、ちなみに、「化学」は、なんか科目名が「化学 I 」「化学 II 」から「化学基礎」「化学」になって、単位数が変わってたような気がしますが、あんまり内容は変わってないようです。
ってことは、あの、間違いを発見することで自分の化学の熟練度が分かる、という新しいタイプの参考書のタイトルもまた変わるのかなぁ…。

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