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化学グランプリ2010一次選考 簡単な講評と感想

大変お待たせいたしました。

化学グランプリ2010の一次選考(筆記問題)をざっと解いた感想と講評をお届けします。

一次選考の結果はとっくの昔に届いた頃でしょうが、各設問ごとの講評と分析はこれから順次アップしていきますのでお楽しみに。



さて、化学グランプリの筆記試験に突入ーーの前に、表紙裏の原子量や各種定数が書かれたページを見てみると、

相変わらず原子量は小数第一位まで書かれており、

ファラデー定数が登場しているということは、電気分解系の問題がでるのかなー、と予想できるとこまではいいのですが、

なぜか対数の底として、わざわざ10が表記してありますね……

うーん、個人的には"log"だけの方が好きなのですが、数学との混乱を避けるために仕方がないのでしょうか……



さて、では第1問を軽く終わらせて……と思いきや、意外と骨のある問題です。

化学グランプリ2010の一次選考に参加した方で、近年の過去問を解いたことがある方なら分かる通り、なぜか問題の順番が入れ替わっていますね。

化学グランプリ2010では、

第1問 物理化学(電気化学)
第2問 基礎化学
第3問 有機化学
第4問 無機化学


といったところでしょうか。


前に述べた通り、各設問の講評&分析と解説は、これから順次アップしていきますので、ここでは簡単な感想をば。


<第1問>

『科学の歴史の中でも……』

おっ、化学史来たか……? と思ったが、そんなことはなかったぜ。

電気化学チックな問題。慣れてない人がほとんどでしょうから、かなり時間を取られた問題であったことでしょう。

実はめんどくさいだけで、それほど難しくなかったり……?



<第2問>

水がテーマです。「我々の身近にあるもの」系問題ですね。

なかなか面白い問題ではないでしょうか。

水道の蛇口から流れ出る水についての考察が興味深いですね。

物理チックな問題です。

「表面張力」はぜひ書けてほしい問題ですね。

最後のファント・ホッフの法則の問題は、問題に当たったことがないとミスをするかも……。



<第3問>

グリニャール試薬が登場!

うーん、やはり過去問である化学グランプリ2007の第2問を解いておくと有利かなぁ。

後半では、化学グランプリ2007の最後の方の問題のような、本格的な有機合成系問題が来るか? と思いきや、ちゃんとレベル調整された比較的解きやすい問題でした。

が、解答解説があまり詳しくないですね。

きっとChemquiryのために解説する余地を残してくれているのでしょう。

頑張りますね!


<第4問>

結晶構造の問題が、これは結構難しいでしょう。

この結晶構造(ZnS型)に出会ったことがないと、かなり厳しい問題ではないでしょうか。

ぶっちゃけ、今年の化学オリンピック日本大会の結晶の問題(Problem 2)よりも難しいと思います。

この設問で満点が取れたら、化学オリンピックまであと少しだ(笑)!



てなわけで、何とか解けるところに時間を費やして、点数をかき集めてほしい、という問題でしたね。

問題も超簡単な問題から骨のある問題まで色々で解きごたえがあり、取り扱っているテーマも面白く、解いていて楽しい問題であったのではないでしょうか。


二次選考に進んだ81名の方は、来る二次選考、実験試験に向けて頑張ってくださいね!


そして、これから順次、1次選考の詳しい解法・解説、講評&分析をアップしていきますので、そちらもよろしく!


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テーマ : 化学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Tag : 化学グランプリ 一次選考 感想 講評

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このブログは、悠久の彼方へと旅立った、かつての部員を偲びながら、

私「部長」が、「化学グランプリ」や「化学オリンピック」を中心とした化学的話題を提供しつつ、

なぜか『バカとテストと召喚獣』などのアニメについて学術的(笑)にツッコんでいっちゃう、意味不明なブログ

……なのですが、結構本人はマジメにやってるのでした。


でも、やっぱりメインは化学なんだなあ(↓)

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